NICTの「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業の要素技術・シーズ創出型プログラム」の採択について
ALANコンソーシアムの会員である、国立大学法人山梨大学(代表提案者) 、学校法人東海大学、アクアジャスト株式会社は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業の要素技術・シーズ創出型プログラムに係る令和7年度新規委託研究」に採択されました。研究概要については、こちらをご確認ください。
◆提案者
国立大学法人山梨大学(代表提案者) 、学校法人東海大学、アクアジャスト株式会社概要:
◆概要
非地上系ネットワーク(NTN)の海中領域へのシームレスな拡張を実現するため、可視光によるコヒーレント水中光無線通信(UOWC)技術の確立を目指す。本研究では、水中における可視光帯の伝搬特性を詳細に解明し、独創的な多値変復調技術・可視光変調技術を採用することで、10Gbit/s級の高速かつ高信頼な水中通信を実現する。従来の音響通信や電波利用では、通信速度や伝送距離、遅延などに大きな課題があったが、本技術によりこれらの制約を克服し、地上から海中までの完全なネットワーク統合が可能となる。これにより、海中探査や港湾、洋上風力発電等の社会基盤の効率的な点検・整備を支援等、関連分野の発展に大きく寄与することが期待される。
